検Security PostureWMS SECURITY
2026年10月28日 約7分

診断結果は、どう読む?

無料スキャンの結果には、スコア、リスク判定、カテゴリ別の優先度が表示されます。これは「成績表」ではなく、次に確認する場所を決めるための地図です。

診断結果のスコア画面と結果ガイドのアイキャッチ画像
まずは、公開情報から確認する。

URLを入れるだけ。30〜60秒で、無料の基本スキャンを実行できます。

対象サイトの所有者、または許可を得た方のみご利用ください。マルウェアの除去・復旧は行いません。

Security Postureの基本スキャンは、公開情報だけを使って、サイトの現在地を短時間で確認します。結果の見方を知っておくと、どこから手を付ければよいかが分かりやすくなります。

先に結論

スコアが低い=ハッキングされた、ではありません。スコアが高い=完全に安全、でもありません。スコアとカテゴリを見て、更新・証明書・公開ファイル・設定のどこを確認するかを決めます。

Security Postureの無料診断結果。総合スコア72、中リスク、FREE SUMMARYの表示
無料診断結果の画面例(example.com)。スコア、リスク判定、カテゴリ別優先度が表示されます。実際の結果は対象サイトによって異なります。

無料結果でわかること

ここまでが無料の範囲です。具体的なURL、プラグイン名、バージョン、証拠、修正手順は表示されません。

スコアは「成績表」ではない

スコアは、公開情報から見つかった所見の重大度をまとめた目安です。100点に近いほど「公開情報の範囲では大きな問題が見つかりにくい」という意味で、安全性を保証するものではありません。

反対に、スコアが低くても、すぐに攻撃されたわけではありません。古いソフトウェア、証明書、公開ファイル、セキュリティヘッダーなど、複数の要因が合わさって点数になります。

カテゴリ別の優先度を見る

スコアより実務的に使いやすいのが、カテゴリ別の優先度です。どの種類の問題を先に確認するかの目安になります。

カテゴリ別の優先度。WordPress、PHP、TLS、公開ファイル、ヘッダーなどの状態が並ぶ
カテゴリ別の優先度の画面例。カテゴリごとの最優先度と、重大度別の所見数が表示されます。

WordPress / プラグイン

本体・プラグイン・テーマの更新状況や公開設定を確認するカテゴリです。ここが高い場合は、管理画面の更新画面とプラグイン一覧を確認します。

PHP / サーバー

PHPやサーバー構成の古さを見るカテゴリです。サポート終了したPHPが公開情報から見える場合は、ホスティング会社の管理画面を確認します。

TLS / 証明書

証明書の有効期限、ホスト名の一致、HTTPS設定を確認します。ここが高い場合は、ホスティング会社や証明書の発行元を確認します。

公開ファイル / バックアップ

設定ファイル、ログ、バックアップが公開されていないかを見るカテゴリです。公開されている場合は、ファイルを削除し、必要ならパスワードやAPIキーを再発行します。

ヘッダー / Cookie

ブラウザ保護ヘッダーやCookie属性の設定です。サイトの表示や機能に影響するため、制作会社・開発担当者と相談しながら修正します。

スコアが低いときに、最初にやること

  1. カテゴリ別の優先度が高い項目を確認する
  2. WordPress・PHPの更新状況を確認する
  3. TLS証明書と公開ファイルを確認する
  4. 管理画面のパスワードと二要素認証を見直す
  5. バックアップから復元できるか確認する

自分で対応できない場合は、制作会社やホスティング会社に、結果画面をそのまま共有してください。

スコアが高くても、確認すること

スコアが高くても、管理画面の内部、データベース、マルウェア感染、未知の脆弱性までは分かりません。定期的な更新、バックアップ、二要素認証、不審なファイルの確認は別途必要です。

詳細診断が向いている人

「どのプラグインが古いのか」「どのURLで何が起きているのか」「管理画面のどこを直せばいいのか」まで知りたい場合は、詳細診断が向いています。

詳細診断は¥2,980(税込)の買い切りで、詳細レポートPDFが含まれます。検出内容、対象URL、バージョン、証拠、修正手順、確認方法、ホスティング会社への依頼文まで記載します。マルウェアの除去や改ざんの復旧は行いません。

よくある質問

スコアが低いと、ハッキングされていますか?

いいえ。スコアは公開情報から見たリスクの目安です。攻撃やマルウェア感染を判定するものではありません。

スコアが100なら安全ですか?

いいえ。公開情報の範囲で大きな問題が見つかりにくいという意味です。管理画面の内部や未知の脆弱性までは保証できません。

無料結果のPDFは何が載っていますか?

スコア、リスク判定、重大度別の所見数、カテゴリ別の優先度、詳細診断の案内です。個別のURL・バージョン・証拠・修正手順は含まれません。

詳細診断では何が分かりますか?

公開エンドポイントの追加確認、WordPressコンポーネントのバージョン、CVE、TLS、DNS/メール認証、修正手順などです。マルウェアの除去・復旧は含みません。

まとめ

診断結果は、怖がるためでも安心するためでもなく、次の確認先を決めるために使います。スコア、リスク判定、カテゴリ別優先度を順に見て、必要な作業から始めてください。

参考情報

WMS Security(Security Posture)

Webサイトの安全と運用を、専門用語だけに頼らず説明する個人事業です。サイトを持つ方だけでなく、制作会社・運用担当者・EC事業者の確認作業を支えます。

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最終更新:2026年10月28日

FREE CHECK

そのサイト、一度確認してみませんか。

URLを入れるだけ。30〜60秒で、公開情報の現在地を確認できます。

対象サイトの所有者、または許可を得た方のみご利用ください。本サービスはマルウェアの除去・復旧を行いません。